2007.11月度
(2007/11/30 Fri)
▽東京金
『NY金:ドルの反発が圧迫要因』
11/30 08:10〜 29日のNY金12月限は、5.0ドル安の795.3ドルで終了(高値807.8ドル・安値791.9ドル)。
米商務省が午前中に発表した7−9月期(第3四半期)の実質国内総生産改定値が速報から上方修正されたことを好感しドルが上昇し、投機筋、ファンド筋が利食い売りを出した。
また、ゴールドマン・サックス・グループはドルの下落が終局に近づいているとの見方を示し、投資家に金の売りを勧めたことも売り材料となる。
★ 今日の東京金は、計算上45円以上安く始まることが予想されます。
下値支持線を2.825円と見ており、この水準を下回ると2.800円割れも考えられます。過去の上昇局面と明らかに違うのは、ユーロが軟化している点、インフレ緩和と地政学的な緩和が見られるようになっている点であり、8月以降の狂乱的な上昇は終焉と見たほうが無難です。
2.800円の値固めを強めていますが、景気後退懸念や12月7日の雇用統計の発表や11日のFOMCの発表まではレンジ内の動きと予想しています。
▽東京ガソリン
『NY原油:4日ぶり反発、パイプライン爆発で一時5%高ー終盤伸び悩む』
11/30 08:45〜 29日のNY原油1月限は0.39ドル高の91.01ドルで終了(高値95.17ドル・安値90.43ドル)。
カナダのエンブリッジ社のパイプライン爆発で米国での原油輸送が懸念され、一時大幅高となった。取引終盤には、同パイプラインが2、3日後に操業を再開できるとの見通しを示したため、値を削った。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上700円以上安く始まることが予想されます。
今日は時間外取引は軟調に動いていること、NY原油の上値の重たさを嫌気している買い方が玉整理をしてくることなどから、下げ易い展開と予想しています。ただし、安値では買いも出やすく、一方的に下がる展開にはなりにくそうです。流れ的には『戻り売り』が有利な展開と判断しています。
(2007/11/29 Thu)
▽東京金
『NY金:ドル高と原油安の影響で利食い売りが先行』
11/29 08:10〜 28日のNY金12月限は、13.7ドル安の800.3ドルで終了(高値815.9ドル・安値791.0ドル)。
ドルの強含みや原油安を受けた利食い売りに押され大幅に続落して引けた。原油相場の動き次第では775ドル近辺までの調整も考えられるが、パキスタン、イラン、イスラエルなど中近東の地政学リスクや米景気の減速懸念の高まりが、下支え要因として金相場を後押しすると考えられる。
★ 今日の東京金は、計算上35円以上高く始まることが予想されます。
NY株式が追加利下げへの期待感からダウ工業株30種平均が急伸し、ドルを買い戻す動きから円安となり、30円前後高く寄り付きそうです。中・長期的には再度3.000円を目指す展開と判断していますが、高寄り後は売りが出やすく上げ幅を縮小する展開と予想しています。
▽東京ガソリン
『NY原油:急落、需給ひっ迫懸念が後退』
11/29 08:45〜 28日のNY原油1月限は3.80ドル安の90.62ドルで終了(高値95.22ドル・安値90.33ドル)。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間在庫統計で、原油は市場予想の90万バレルに対し40万バレル減少と減少幅が市場予想を下回ったため、需給ひっ迫懸念が後退した。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上1.000円以上安く始まることが予想されます。
円安、時間外取引が値を戻していることから安寄り後は、下げ幅を縮小する展開と予想しています。サブプライム問題による米景気の後退懸念は根強く、ドル安・円高基調は継続しているものと考えています。安値は買い戻されやすく、下値支持線を89.10ドル、上値抵抗線95.20ドルと判断しており、東京ガソリンの先限72,500円は買い場とします。
(2007/11/26 Mon)
▽東京金
『NY金:3.3%の大幅高で終了』
11/26 08:25〜 23日のNY金12月限は、26.1ドル高の824.7ドルで終了(高値826.1ドル・安値798.4ドル)。
感謝祭休暇入りしている市場参加者が多いため商いが閑散している中、ドル安や原油高を手掛かりに投機資金が大量に流入した。ドルが主要通貨に対し弱含みに推移しているため、割安感が強まり買いが優勢となったことや、原油相場が堅調に推移したことが下支え要因となった。
★ 今日の東京金は、計算上55円以上高く始まることが予想されます。
寄り付きは買いが先行し、節目の2.900円を超えてくることが予想されます。利食い売りも出やすい環境ですが、今日は2.907円(上値抵抗線)を超えるとストップロスを巻き込みながら、上値を試す展開と判断しています。
▽東京ガソリン
『NY原油:98ドル台に反発、終値最高値を更新』
11/26 07:45〜 23日のNY原油1月限は0.89ドル高の98.18ドルで終了(高値98.47ドル・安値96.16ドル)。
ヒーティングオイルの最大消費地である米北東部の厳冬期を前に、需給ひっ迫懸念が強まり買いが優勢となった。過去2回100ドルを試し失敗しているため、再度100ドル近辺まで上昇すれば売り圧力が出ることも予想されますが、今週の週間在庫統計で大幅な在庫減となれば100ドルを超える可能性は十分ある。
クレディ・スイスは、来年下期を中心に、石油輸出国機構(OPEC)非加盟国による生産が減少し、原油供給が減ると見込んでおり、同社は来年の世界成長率を約5%と予想し、複数の金融当局が利上げを見送るなかドルは「弱含み」が続くとみている。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上100円以上高く始まることが予想されます。
現在時間外取引が堅調に推移していることや、他商品が高く始まることなどから寄付きから買いが先行することが予想されます。NY原油が100ドルを達成する可能性は高く、達成感から売り圧力が増すことも考えられますが、やはり売り建ちは一時の喜びで長く続く事はなさそうです。今日のデイトレの基本は『買い』です。
(2007/11/22 Thu)
▽東京金
『NY金:ドル安を手掛かりに続伸』
11/22 08:25〜 21日のNY金12月限は、7.2ドル高の798.4ドルで終了(高値808.0ドル・安値795.0ドル)。
ドル安、原油高、米・英の利下げの思惑を背景に続伸。市場ではサブプライム住宅ローン問題に対する懸念がくすぶっており、『質への逃避』としての買いが入りやすく、ドル安はドル建ての金塊を割安にするため安値では買いが入りやすい。
★ 今日の東京金は、計算上15円以上安く始まることが予想されます。
円高の影響もあり寄り付きは売りが先行する展開となりそうです。安値では買いが入りやすいものの、今日の日経平均が年初来の安値を更新する可能性が高いことから、売り方が有利な展開と判断しています。戻り売り方針に変わりなし。
▽東京ガソリン
『NY原油:反落、WTI在庫増で・一時は最高値99.29ドル』
11/22 08:15〜 21日のNY原油1月限は0.74ドル安の98.03ドルで終了(高値99.29ドル・安値96.31ドル)。
この日発表された週間在庫統計では、原油在庫前週比107万バレル減、ガソリン在庫同20万バレル増、ディスティレート同240万バレル減と石油高騰にも拘らず、米国での需要の底堅さが示され一時、最高値となる99.29ドルまで買われた。
しかし、感謝祭の休日を控えた利食い売りやNYMEX原油受け渡し時点での在庫が大幅に増加したことなどが圧迫要因となり反落した。在庫統計では、売り材料となる要因は見当たらなかったが、市場が買い疲れ、上昇が自然に止まる時は天井をつけた前兆になることがあるので、戻り売りが基本。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上1.200円以上安く始まることが予想されます。
寄り付きは時間外取引が軟調であること、円高が進んでいることから売りが先行となり75,000円割れの可能性があります。戻り売り基調が強いものの、NY原油が再度100ドルを狙う展開が見られたことから、押し目買いの意欲も強く前場は75,000円割れは買い方有利の展開が予想されます。
後場は、明日から3連休に入ることや、21日のNY株式は米景気後退懸念などを背景に大幅に下落し、今日の日経平均も前日に続き年初来安値を更新する可能性があることから、売り方有利の展開が予想されます。戻り売り方針に変わりなし。
(2007/11/21 Wed)
▽東京金
『NY金:急反発、800ドルを回復』
11/21 08:45〜 20日のNY金12月限は、13.4ドル高の791.4ドルで終了(高値806.7ドル・安値773.4ドル)。
対ユーロでのドル安や、原油相場の高騰を背景に買われた。ドルは住宅市場の低迷と、サブプライム問題がFOMCによる追加利下げにつながるとの観測で下落している。
FOMCは今の時点では減速する景気に対応し、後にインフレを懸念すると見ている。利下げは金の買い材料となり、調整局面は終わったと見ている。
★ 今日の東京金は、計算上65円以上高く始まることが予想されます。
今日は『戻り売り』とします。原油相場が高値では売られやすく、22日から米国市場が休みとなることから売りが優勢と展開と判断しています。
▽東京ガソリン
『NY原油:急伸、ドル安・需給ひっ迫懸念が手掛かり』
11/21 08:25〜 20日のNY原油1月限は3.39ドル高の98.03ドルで終了(高値98.62ドル・安値93.99ドル)。
ヒーティングオイルの最大消費地である米北東部で冷え込みが本格化する前に、国内のヒーティングオイル在庫の積み増しが遅れていること、ドルが対ユーロで最安値を更新したことが主な買い材料となった。
OPECが原油取引をドル建てから他通貨建てに変更することを模索している為、12月の総会で生産量を増やす可能性は低い。そのため、21日の在庫統計で在庫が急増しない限り上昇傾向は続く展開が考えられる。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上2.200円以上高く始まることが予想されます。
ヒーティングオイルの在庫積み増しが前年同期比で約2割遅れていることから、ヒーティングオイルを中心に寄り付きから買いが先行することが予想されます。
今夜発表される在庫統計でも、ヒーティングオイル在庫が減少することが予想されており、100ドルを超える可能性が高いといえます。
しかし、22日から米国市場は休みに入り、米国の気温が上昇する見込みがあることから、今日の高値は売り場と考えます。今月の在庫統計は、事前予想がすべて覆されたこともあり、高値は売られやすく『戻り売り』局面と判断しています。
(2007/11/20 Tue)
▽東京金
『NY金:3営業日続落、3週間ぶりの安値』
11/20 08:55〜 19日のNY金12月限は、9.0ドル安の787.0ドルで終了(高値794.9ドル・安値775.7ドル)。
対ユーロのドル回復などに押され売りが先行、米GSが米シティグループの株式投資判断を『売り』としたことから米国株式が下落した。
このところ株式を含めた商品相場でのリスク回避が続いており、投資意欲が減退している。投資家は大規模な損失を抱えており、投機資金の流れが米国債に向かっている。
★ 今日の東京金は、計算上45円以上安く始まることが予想されます。
今日は寄付きから円高、ドル安・海外安を受け手仕舞い売りが先行し、2.785円程度まで可能性があります。10月22日の安値(2.781円)を下回ることはないと判断していますが、投資環境が悪く、買い玉を縮小しながら買い場探しの方針とします。
商品相場全体が戻り売り基調が強い中、上昇を続けている穀物が崩れると、2.700円割れも考えなくてはなりません。
▽東京ガソリン
『NY原油:続伸、OPECで増産が先送りになったことやドル安を背景に』
11/20 08:05〜 19日のNY原油1月限は0.80ドル高の94.64ドルで終了(高値95.15ドル・安値93.16ドル)。
ドル安に対する懸念、OPECが増産の検討が先送りされたことなどを受けて続伸。今週末から米国市場が休場となることなどから薄商いとなった。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上400円以上安く始まることが予想されます。
戻り売り方針に変わりはありません。売り方有利の展開が続くと予想していますが、今日は74,000円割れでは売り方の利食いも出やすく、安値は買い戻される展開も考えられます。
(2007/11/19 Mon)
▽東京金
『NY金:続落、ドル相場の回復が売りを誘う』
11/19 07:30〜 16日のNY金12月限は、0.3ドル安の787.0ドルで終了(高値798.4ドル・安値784.5ドル)。
朝方は大幅安に終わった前日を受け買戻しが優勢となったが、次第に買い手控えムードが強まり、ファンド筋の売りが継続した。
★ 今日の東京金は、計算上8円以上高く始まることが予想されます。
高寄り後、売り圧力が増し上げ幅を縮小する展開が予想されます。米国でのサブプライム問題が尾を引き、投機資金の逃避先が米国債に向かっています。株価急落とともにリスク回避の手仕舞いが金相場の下落を導いていますが、安値では押し目買いの圧力も強く、下値が限定的と見ています。
今週は2.800円を下値支持線、上値抵抗線を2.890円とした相場展開と判断し、押し目買い方針とします。
▽東京ガソリン
『NY原油:反発、米北東部の冷え込みが買いを誘う』
11/19 08:05〜 16日のNY原油12月限は1.37ドル高の93.84ドルで終了(高値94.36ドル・安値91.81ドル)。
米北東部での冷え込みが続き、ヒーティングオイルの需要が高まるとの見方を背景に反発した。今週発表された週間在庫統計でヒーティングオイルは減少しており、米国は今後2週間に渡り冷え込むと見られていることから需給ひっ迫の懸念が出ている。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上1.660円以上高く始まることが予想されます。
寄り付きは売り方の手仕舞いが先行し高寄りした後、戻り売りの圧力が増し上げ幅を縮小する展開が予想されます。先週の基調が戻り売りであり、相場の弱さが目立った週と言えます。
今週は、米国が今後2週間冷え込むと見られることから、ヒーティングオイルの需給ひっ迫感を懸念する声もでており、ヒーティングオイルが相場を引っ張っていく可能性があります。しかし、石油製品の高騰で需要低迷が出ており、今週も戻り売り基調が強い週と予測します。今日は高寄りで買い玉の一部を利食い、買い玉を縮小しながら買い場探しとします。
(2007/11/16 Fri)
▽東京金
『NY金:ユーロ高終局との思惑で売り・3週間ぶりの安値で終了』
11/16 08:30〜 15日のNY金12月限は、27.4ドル安の787.3ドルで終了(高値819.4ドル・安値783.0ドル)。
ファンド筋などの利益確定の売りなどで急反落。年末を控えファンド筋が利益確定の売りを出していること、ユーロが対ドルでの上昇局面が終わるとの思惑が圧迫要因となっている。金相場は年初から28%、ユーロは11%上昇している。金相場は813ドル、800ドル、790ドルと支持線を割り込むと下げ足を早めている。
★ 今日の東京金は、計算上100円以上安く始まることが予想されます。
貴金属は全面安、銀はストップ安、金もストップ安になる可能性は高く、安値では買いも出ることが予想されますが、ドルが対円で大幅に下落しているため、寄付きから売り一色となりそうです。今日のデイトレは寄り付き次第、90円前後安で寄り付くようであれば『売り』で考えます。
▽東京ガソリン
『NY原油:予想外の在庫増で売り』
11/16 08:05〜 15日のNY原油12月限は0.66ドル安の93.43ドルで終了(高値94.64ドル・安値91.86ドル)。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間在庫統計で、原油とガソリン在庫が予想外に増加したことを受け、売りが先行し反落して引けた。
この日発表された週報によると、原油在庫は281万バレル増加(予想では80万程度減少)となり、需給ひっ迫懸念が和らいだため、一時92ドル割れもあったが、引けにかけてはドルがユーロに対し上昇したため相場の下支えとなり値を戻した。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上800円以上安く始まることが予想されます。
寄付きから売りが先行し、73,000円割れは必至の状態です。ただ、週末を控え需要期を控えている灯油が底堅い動きをしており、灯油の値動き次第ではガソリンも引けにかけ、下げ幅を縮小する展開も予想されます。
現在の流れは『戻り売り』傾向となっており、安値では買い戻されるものの、需給ひっ迫懸念が後退した今、買い玉を利食いながら、買い玉の縮小が望まれます。今日のデイトレは、大幅に下げて寄り付くようであれば『買い』です。
(2007/11/15 Thu)
▽東京金
『NY金:ドル安、原油高を受け』
11/15 08:40〜 14日のNY金12月限は、15.7ドル高の814.7ドルで終了(高値817.4ドル・安値800.0ドル)。
ドル安、原油高を背景に4営業日ぶりに大幅に反発して引けた。この日はドルがユーロに対し続落、ユーロ圏の経済成長率が米国を上回るとの見方がある。また、原油相場が反発したため、投機資金が再流入しファンド筋の買いが優勢となった。
★ 今日の東京金は、計算上19円程度高く始まることが予想されます。
高寄り後は、売りが出やすい展開と予想しています。ドル安の一服感、原油相場が戻り売り傾向になっていることから、高値期待はあるものの、上昇相場の勢いが薄れています。来週のサンクス・ギビング・デーまでは売り買いが交錯した展開が予想され、金相場は銅相場に連動しやすいことから、14日発生したチリ(銅生産量世界一)の地震の状況次第では高値を追う可能性も高いと考えます。
▽東京ガソリン
『NY原油:急反発、15日に発表される在庫の取り崩し予想』
11/15 07:55〜 14日のNY原油12月限は2.92ドル高の91.17ドルで終了(高値94.37ドル・安値91.21ドル)。
ドル安や15日に発表される週間在庫統計で原油在庫が減少すると予想され、米北東部の巌冬期を控えて需給ひっ迫懸念が再燃した。
またサブプライム住宅問題の信用問題でドル売りが加速。それを嫌気したした投機資金が商品市場に流入し、相場を押し上げた。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上1,400円以上高く始まることが予想されます。
寄付きから売り方の手仕舞いが出され75,000円台を回復することが予想されますが、高寄り後は売りが出されやすく、上げ幅を縮小する展開が予想されます。
先週の在庫統計では、事前予想ほど在庫が減少していなかったことから下落したこと、10月の米石油重要が、原油価格の上昇に伴う燃料消費が抑制されたことから減少したこともあり、戻り売りの傾向も考えられます。
今日は、高寄り後は売り買いが交錯し75,000円を挟んだ展開と予想しています。買い方針を支持するするものの、今日はデイトレで高値を売り建ちがヒットしそうです。
(2007/11/14 Wed)
▽東京金
『NY金:原油価格下落でインフレ懸念が緩和』
11/14 08:20〜 13日のNY金12月限は、8.7ドル安の799.0ドルで終了(高値810.4ドル・安値791.7ドル)。
原油価格が3ドル以上下落したため、インフレ懸念が後退。利益確定の売りが優勢となり3営業日続落。株式相場が不安定なため、投機筋からの資金の引き上げ、来週のサンクス・ギビング・デーまでは例年、利益確定の売りが出やすく、強気の買いとの交錯の展開が予想される。
★ 今日の東京金は、計算上2円程度高く始まることが予想されます。
現在の時間外取引は800ドルを挟んだ展開になっており、寄り付きは原油相場の下落を嫌気して安く始まることも予想されますが、下値は買われ、再度3.000円を回復する展開と予想しています。
▽東京ガソリン
『NY原油:IEA需要予想下方修正を嫌気』
11/14 07:55〜 13日のNY原油12月限は3.45ドル安の91.17ドルで終了(高値94.70ドル・安値90.13ドル)。
国際エネルギー機関(IEA)が2008年の世界原油需要見通しが下方修正されたことが嫌気され、一時1バレル=90.13ドルと90ドル割れ寸前まで下落した。景気減速に伴う米国の需要落ち込みは、中国や中東の需要増でカバーされるとの見方があったため、IEAの予想はサプライズと受け止められた。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上1,700円以上安く始まることが予想されます。
時間外取引は、0.15ドル高。昨日の安値(73,750円)程度まで下がることが予想されますが、74,000円割れは買い。目先の下値支持線は72,500円と考えており、押し目買い方針に変わりはありません。罫線では10月下旬につけた大きな窓が気になりますが、10月31日の安値(72,490円)を割り込むことはないと判断しています。
株式が不安定なため、商品相場に流入していた投機資金の流出が今後の焦点となりますが、安値は買われ、再度切り返して上値を狙ってくる強い相場展開を予想しています。
(2007/11/13 Tue)
▽東京金
『NY金:大幅続落、利食い売り』
11/13 08:20〜 12日のNY金12月限は、27.0ドル安の807.7ドルで終了(高値833.6ドル・安値798.8ドル)。
原油相場の下落や、ドルの対ユーロでの強含みに大幅続落。先週だけで40ドル上昇し、急激な上昇に対する調整との見方が強く、相場の下落で落ち着きを取り戻し、押し目買いの機会をうかがえる水準となったとも言える。
★ 今日の東京金は、計算上100円以上安く始まることが予想されます。
寄付きから円高を嫌気した手仕舞い売りを中心に、ストップ安(120円安)になることも考えられます。安値では押し目買いの意欲も強く、急速に下げ幅を縮小する展開も考えられますが、円高の地合いを考慮すると売り方有利の展開と判断しています。
しかし、急激に上昇した後の調整と判断しており、まだ方向性が転換したとは考えておらず、今日の2.800円前半の値段はむしろ買い場となる可能性もあります。買い場探しの方針。
▽東京ガソリン
『NY原油:94ドル台に反落』
11/13 07:55〜 12日のNY原油12月限は1.70ドル安の94.62ドルで終了(高値96.20ドル・安値93.54ドル)。
OPECが増産を検討するとの報道や、ドル安を嫌気して商品市場に資金が流入する動きに一服感がでた。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上1,350円以上安く始まることが予想されます。
寄付きから手仕舞い売りが先行し、74,000円前後まで下落する可能性が高くなっています。時間外取引も軟調な展開となっていることから、一気に73,000円半ばまで急落する展開も考えられますが、今後、急反発の可能性が高いと判断しています。
OPECが増産する可能性が高いとの報道が圧迫要因となり下落したものの、サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相は、今月リアドで開く首脳会談で生産に関する協議はないとの見方も示しています。いずれにせよ、まだ100ドルに到達するとの期待感が市場に残されている間は、方向転換とは考えておらず、買い場探しの方針とします。
(2007/11/12 Mon)
▽東京金
『NY金:6営業日ぶりに小反落』
11/12 08:20〜 9日のNY金12月限は、2.8ドル安の834.7ドルで終了(高値840.7ドル・安値828.5ドル)。
NY金は週末の影響もあり、利益確定の売りに押され6営業日ぶりに反落。850ドルの上値抵抗線を前に調整局面となった。
★ 今日の東京金は、計算上50円以上安く始まることが予想されます。
円高が嫌気され、寄り付きは3.00円割れは必至の状況となることが予想されますが、石油同様押し目買いのスタンスが定着しており、安寄り後は下げ幅を縮小することも考えられます。注意しなければならないことは、株価による損失をカバーする為の手仕舞いであり、高値警戒感からいったん調整が入ることも考えなければなりません。
買い場探しのスタンスをとりながら、高値での買い玉は利食い。今日は2.995円を買い。
▽東京ガソリン
『NY原油:反発、100ドル到達を見越した投機資金が買いを誘う』
11/12 07:55〜 9日のNY原油12月限は0.86ドル高の96.32ドルで終了(高値96.68ドル・安値94.54ドル)。
ドル安の進行や、需給ひっ迫懸念を背景とした投機筋などによる買いが優勢となり、3営業日ぶりに反発。
朝方の取引では、暴風雨で操業を停止していた北海油田が生産を再開したことから売りが先行したが、信用不安の拡大や、米株価の急落を眺めてドルがユーロなどの主要通貨に対し全面安となると、ドル建てで取引される原油価格は割安感が増すため買われた。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上1,100円以上安く始まることが予想されます。
今日は安寄りした後、押し目買いが下げ幅を縮小する展開と予想しています。現在の買い方は、安値がでてもうろたえず、押し目買いのスタンスを取っており底固たい展開と判断しています。
ただ、米株価の急落はファンド筋の手仕舞いを誘発する恐れから、いったん調整が入ることも考えられますので高値での買いは手仕舞いをし、買い場探しをすることもリスクを少なくする戦略と考えます。今日のデイトレは、76,900円を買いとします。
(2007/11/09 Fri)
▽東京金
『NY金:約28年ぶり最高値を更新』
11/09 08:25〜 8日のNY金12月限は、4.0ドル高の837.5ドルで終了(高値847.8ドル・安値825.6ドル)。
ドルはユーロに対し3日続落。NY金はドル安の進行や原油価格の高騰により大量の投機資金が流入し、一時、1980年1月21日に記録した最高値を更新する場面も見られた。ドルの下落が商品相場の上昇につながっており、インフレサイクルに突入しつつある。インドの婚礼シーズンなどで需要も旺盛とあって上昇トレンドに陰りはない状況と判断しています。
★ 今日の東京金は、計算上6円程度安く始まることが予想されます。
今日の寄り付きは、週末ということもあり買い方の利食いと強気の買いが交錯し、マイナスサイドからプラスサイドに転換すると予想しています。ただ上昇ペースがあまりにも急激なため、調整も考えられますが、押し目買い方針に変わりはなく、3.000円を値固めしながらの展開と考えます。
▽東京ガソリン
『NY原油:続落、バーナンキFRB議長の「減速」発言で売り』
11/09 08:15〜 8日のNY原油12月限は0.91ドル安の95.46ドルで終了(高値97.70ドル・安値94.93ドル)。
バーナンキFRB議長が議会証言で、景気は「顕著に減速」し、需要が抑制されるとの見方を示したことから売りを誘った。朝方は、暴風が接近する北海油田で米コノコフィリップスと英BPが操業を停止、日量54万バレルの生産が失われることから上昇した。
しかし、この2日間に見られる株式市場の神経質なムードがエネルギー市場にも波及し、バーナンキFRB議長の景気コメントで、原油の強気見通しが後退した。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上100円以上安く始まることが予想されます。
昨日の動きを見ても安値は絶好の買い場となり、強気ムードに変わりはありません。ただプラスサイドにならなかった辺りが買い疲れ感が漂いますが、NY原油は100ドルを付けるまでは押し目買い方針とします。80,000円乗せは時間の問題と予想しています。
(2007/11/08 Thu)
▽東京金
『NY金:80年の最高値に迫る』
11/08 08:20〜 7日のNY金12月限は、10.1ドル高の833.5ドルで終了(高値848.0ドル・安値824.8ドル)。
ドルが対ユーロに対して最安値をつけたことから、1980年1月21日に付けた史上最高値834.00ドルに並ぶ水準まで上昇。しかし、原油相場が高値警戒感から売りが優勢になったほか、ドル相場が下げ渋ったため、引けにかけ上げ幅を縮小して引けた。
★ 今日の東京金は、計算上60円程度安く始まることが予想されます。
売りが先行したあと、3.020円近辺で買い支えられる展開を予想しています。ドルが売られやすい環境に変わりはなく、安値は買い支えられ、高値を更新していくものと考えています。3.020円買い。
▽東京ガソリン
『NY原油:最高値更新後、値を消すー予想した回る在庫減で売り』
11/08 08:05〜 7日のNY原油12月限は0.33ドル安の96.37ドルで終了(高値98.62ドル・安値94.62ドル)。
早朝に過去最高値を更新したあと、利食い売りに押され反落。米エネルギー省が発表した週間在庫統計で、原油在庫が予想したほど減少しなかったことが売りを誘った。
またトルコへの武装闘争を続けるクルドが、拘束をしていたトルコ兵8人を解放したことから、本格的な衝突に対する懸念が後退したことも本日の売り材料となった。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上2.200円以上安く始まることが予想されます。
寄り付きは、海外安、時間外取引が下げていることから売りが先行した後、下値では買いに支えられ下げ幅を縮小する展開と予想しています。上げ余地はあるものの、米株式相場が大幅に反落していることからファンド筋の手仕舞いが加速すれば、75,000円程度までの調整も考えられます。
相場の転換期とは考えてはいませんが、一部買い玉を利食いながら、買い場探しの展開と判断しています。
(2007/11/06 Tue)
▽東京金
『NY金:信用不安で金買い』
11/06 08:50〜 5日のNY金12月限は、2.3ドル高の810.8ドルで終了(高値814.2ドル・安値803.5ドル)。
信用不安の再燃を背景に、『質への逃避』買いが入り、2日連続で800ドルを超えた。金相場の値動きは原油相場に連動している。原油が高値を更新するたびに金は積極的に買われる。
米国内では、インフレヘッジとして買われ、安全投資として金に買いが入る。投機資金が大量に流入しており押した場面は絶好の買い場となります。
★ 今日の東京金は、計算上2円程度高く始まることが予想されます。
時間外取引が軟調な展開で始まっており、寄り付きは若干高で始まると予想しています。原油相場が安値から切り返すことが予想され、金も寄り後は買いが優勢となり、高値を付ける展開を予想しています。商品相場全体が強気の展開となっており、安値は絶好の買いチャンスと判断しています。
▽東京ガソリン
『NY原油:反落、トルコ・イラク間の緊張緩和』
11/06 08:35〜 5日のNY原油12月限は1.95ドル安の93.98ドルで終了(高値96.12ドル・安値93.72ドル)。
クルド人武装勢力がトルコ兵8人を解放したため、トルコがイラク北部にある同勢力の拠点を攻撃する可能性が後退し、売りが優勢となった。原油埋蔵量でイラクは世界第3位。クルド武装勢力が10月8日にイラク国境近くでトルコ兵13人を殺害して以来、原油相場は13%上昇している。
また週明けの金融市場では、信用不安が再燃して株価が下落。世界最大のエネルギー消費国である米国の経済成長が鈍化し、エネルギー需要が減退するとの思惑から売られた。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上500円程度安く始まることが予想されます。
寄り付きは手仕舞いが先行し安寄り後、押し目買いが下げ幅を縮小する展開が予想されます。7日に発表される週間在庫統計では、強気の内容が予想されており、押した場面は絶好の買い場と判断しています。
弱気になる必要はなく、下げた場面は売り方の逃げ場となります。最高値更新の可能性は高いと予想しています。
(2007/11/05 Mon)
▽東京金
『NY金:大幅高、原油高の影響を受け買いが膨らむ』
11/05 08:15〜 2日のNY金12月限は、14.8ドル高の808.5ドルで終了(高値811.0ドル・安値790.0ドル)。
原油相場の大幅反発、ドルの対ユーロ最安値更新がインフレ懸念を誘発。投機筋、ファンド筋からの買いが膨らみ、808ドル台半ばで終了。
ドルは対ユーロに対し最安値を更新したことから、ローン焦げ付きに関連した金融機関の評価損懸念が一段と強まり、年内にももう一度利下げがあるとの観測が広がっている。
当面、投機筋からの資金流入の動きに変わりはなく、商品相場は押し目買いの展開が続くと予想されます。
★ 今日の東京金は、計算上65円程度高く始まることが予想されます。
高寄り後、利食い売りが出ることも予想されますが、3.000円の大台に近づき、一層買い圧力が強まることも予想されます。
現在の商品相場は、原油相場がけん引役となり投機資金が大量に流入しています。高値警戒感はあるものの、流れは買い方にあり、売り方は逃げ場を探す展開が予想されます。素直に買い。
▽東京ガソリン
『NY原油:終値で最高値、景気拡大を見込む』
11/05 08:05〜 2日のNY原油12月限は2.44ドル高の95.93ドルで終了(高値96.03ドル・安値93.05ドル)。
10月の米雇用統計で雇用者の伸びが市場予想の2倍だったことから景気が拡大し、燃料需要が増加するとの見方が広がり大幅反発。
この日は、利益確定の売りに押され93ドル台まで反落したが、雇用統計の発表を受け買いが膨らんだ。また、ドルがユーロに対し、最安値をつけたことも買い材料となっている。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上1.750円程度高く始まることが予想されます。
今日の寄り付きは、買いが先行。高寄り後は、利食い売りが上げ幅を縮小することも考えられますが、押し目買いの展開となりそうです。
国内ではガソリンの現物価格が高騰による販売不振から上値が重い展開も予想されますが、投機資金の流入に陰りがなく利食い売りはあっても、売り建ちはリスクが強いと考えております。
売り要因は高値警戒感であり、安値は絶好の買い場と判断します。
(2007/11/01 Thu)
▽東京金
『NY金:時間外で一時800ドルを突破=約28年ぶりの高値』
11/01 08:30〜 31日のNY金12月限は、7.5ドル高の795.3ドルで終了(高値800.8ドル・安値780.0ドル)。
FOMCが0.25%追加利下げしたことを受けたドル安や、原油高などを背景に投機資金が流入して、時間外取引で一時800ドルを突破した。ドルが対ユーロで最安値を更新したことで、商品ファンド筋・投機筋が投機資金を金に投じていると見られる。
★ 今日の東京金は、計算上56円程度高く始まることが予想されます。
寄付きから買いが先行し、売り方の手仕舞いが計算以上の高値をもたらす可能性があります。原油高・ドル安と買い支援材料が強く、3.000円の大台が明日にも実現しそうです。
高値では利食われ上げ幅を縮小する展開も考えられますが、安値は押し目買いのタイミングとなり下値リスクは少ないと判断しています。
▽東京ガソリン
『NY原油:在庫大幅減で買い』
11/01 08:25〜 31日のNY原油12月限は4.15ドル高の94.53ドルで終了(高値95.28ドル・安値88.92ドル)。
午前に発表された米エネルギー省の週間在庫統計で、原油在庫が予想を超える大幅減少したことが明らかになり、買いが膨らんだ。
週間在庫統計によると、原油在庫は前週比389万バレル減少し、市場予想の60万バレル増であったため供給懸念が一気に強まり急反発して引けた。
また、FOMCが追加利下げを決定したことから、ドルが対ユーロなどで下落し、ドル建て原油に対する割安感が出たことも相場の下支え要因となった。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上ストップ高で始まることが予想されます。
寄付きから買いが先行、ストップ高(2.700円)は避けられない展開となりそうです。時間外取引が現在、0.70ドル高の95.23ドルで取引されており、万が一ストップが剥がれた時は、絶好の買い場となると判断しています。