7月度
(2007/07/31 Tue)
▽東京金
『NY金:反発、ファンド筋・投機筋の買戻し』
07/31 7:35〜 30日のNY金12月限は、4.3ドル高の676.6ドルで終了(高値677.4ドル・安値671.8ドル)。
ドルが対ユーロで下げたこと、株式相場の反発が相場の下支えをし反発して引けた。先週売り込んでいたファンド筋の買戻し、投機筋の新規買いが入っており、下値では値固め局面が予想されます。
★ 今日の東京金は、計算上22円程度高く始まることが予想されます。NY株が3日ぶりに急反発をし、今日の東京株式市場も、値ごろ感による買いが入り易い展開が予想されます。
先週、米株価は高金利型(サブプライム)住宅ローンの焦げ付き急増に伴う信用不安の高まりを受けて急落しましたが、昨日の急反発したことにより信用リスクへの懸念が後退しドルが大幅に下げました。金の最大の上昇要因はドル安であり、株価が安定を取り戻せば、割安となった金へ投機資金が流れることはごく自然な現象と考えます。この水準からは買いが入りやすく、2,600円までは一気に買い進まれると予想しており、寄付きから売り方の手仕舞いが予想以上の高値を付ける可能性が高いと判断しています。積極的な買い方針。
▽東京ガソリン
『NY原油:反落、米燃料在庫増加予想で利食い売りが先行』
07/31 7:15〜 30日のNY原油9月限は0.19ドル安の76.83ドルで終了(高値77.33ドル・安値76.05ドル)。
8月1日に発表される米エネルギー省の週間在庫統計では、前週に続きガソリンと留出油の増加が予想されていることや、先週末急伸した反動での利食い売りが、買いを上回り反落して引けた。依然と先高感は強いものの、納会、月末、在庫統計を控え高値調整場面に転じた。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上300円程度高く始まることが予想されます。昨日の東京ガソリンは、予想以上の下げ幅だったことから、今日は寄付きから買戻しが先行し65,000円台を回復する展開と予想しています。
昨日は、国内ガソリンの需要の不振を見込んだ手仕舞い売りに期近が大幅安になり、期先まで影響が及んだ形となりましたが、安値では買いが入りやすく底堅い展開になると判断しています。買い方針継続。
(2007/07/30 Mon)
▽東京金
『NY金:続落、ドルの反発が金相場を圧迫』
07/30 7:00〜 27日のNY金8月限は、2.7ドル安の660.1ドルで終了(高値666.8ドル・安値656.6ドル)。
時間外取引でプラスサイドに浮上したが、国内総生産(GDP)の発表を受けドルは対ユーロで2週間ぶりの高値を付けた。ドルの反発が金相場を圧迫、ファンド筋、投機筋の売りを誘った格好で続落して引けた。
★ 今日の東京金は、計算上18円程度安く始まることが予想されます。寄り付きは売りが先行し、白金が暴落していることから、白金に連れられ計算以上値を崩す展開も考えられます。金曜日は下値での買戻しが入り下げ幅を縮小する場面も見られましたが、値を戻さなかったことは市場が弱気に傾いていると考えます。
2月の同時株安の時も、株価の安定が金相場の底を作ったことから、今回も株価の下げ止まりを確認しながらの買い場探しとなりそうです。
▽東京ガソリン
『NY原油:急反発、GDPの予想以上の伸び率が好感される』
07/30 6:55〜 27日のNY原油9月限は2.07ドル高の77.02ドルで終了(高値77.12ドル・安値74.70ドル)。
GDPの伸び率が予想を上回り、需要先高感がでたため買いが膨らみ急反発して引けた。25日に発表された週間在庫統計で原油が3週連続減少したことが下支え要因となっており、株価の反落で前日安値をつけたことも買いを入れやすかった。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上1,300円程度高く始まることが予想されます。先週1週間の動きを見てみると高値警戒感の売りが強く、下値では買い圧力が強いレンジ内での取引が見られます。
原油相場は、あまり今回の株価暴落の影響を受けておらず、底堅い動きが予想されることから買い方針に変わりなしと判断します。
月曜日は、寄り付きこそ買いが先行する展開と予想をしていますが、買い一巡後は利食い売りが出やすく、上げ幅を縮小する展開と予想しています。
計算上では金曜日の高値(66,210円)を超える外電となっていますが、この辺りまではいったん利食われる可能性があると判断しています。寄り付きは様子を見た上で、66,200円割れを買い。大きく崩れる相場展開ではないと判断しています。
(2007/07/27 Fri)
▽東京金
『NY金:続落、株価急落でストップロスを誘うーファンド筋の手仕舞い売りが加速』
07/27 8:30〜 26日のNY金8月限は、11.0ドル安の662.8ドルで終了(高値677.4ドル・安値652.8ドル)。
6月の新築住宅販売が市場予想を大きく下回ったため、米高金利型(サブプライム)住宅ローン焦げ付き問題が懸念され、ストップロスを誘い一気に3週間ぶりの安値に沈んだ。
★ 今日の東京金は、計算上90円程度安く始まることが予想されます。今年に入り中国株の急落をきっかけに世界同時株安となった2月末から3月とは環境が違うものの、寄付きから売りが殺到します。
ストップ幅が120円となっており、2,550円近辺では買戻しが入ることも予想され、行き過ぎた安値は買い場と判断しています。
▽東京ガソリン
『NY原油:急反落、一時、昨年8/9以来の高値を付けたが、株価急落により売られた』
07/27 7:55〜 26日のNY原油9月限は0.93ドル安の74.95ドルで終了(高値77.24ドル・安値74.60ドル)。
原油在庫が3週連続で減少したことが材料視され一時、8月9日以来の高値を付けたが、米株式相場が大幅安となったことが嫌気され、中盤以降は一転して利食い売りに押された。
供給ひっ迫感や製油所の閉鎖などを理由に先高感は強いものの、株価急落は米経済の先行き不透明感から原油需要が減退するとの思惑から売りが買いを上回った。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上ストップ安(1.800円)で始まることが予想されます。原油相場だけを見れば昨日伸び悩んだ分、ストップ安になりにくいと予想していますが、他銘柄も安くストップ安をつける限月も考えられます。
今晩、第2・四半期の実質GDP(国内総生産)や週末の参議院選挙を控えており、為替が大きく動く展開も予想され手仕舞い売りが出やすい環境と判断しています。今日は買い玉を縮小しながらの買い場探しとなりそうです。相場の転換期か一時的な下げかは来週火曜日までには結論が出ると考えます。
(2007/07/26 Thu)
▽東京金
『NY金:反落、ドル高を嫌気ー11週間ぶりの高値から下げる』
07/26 7:45〜 25日のNY金8月限は、11.0ドル安の673.8ドルで終了(高値682.5ドル・安値670.5ドル)。
ドルが対ユーロで過去1年間で最大の上げとなったことからファンド筋・産金筋の売りを誘い、前日につけた11週間ぶりの高値(688.4ドル)から下げに転じた。
★ 今日の東京金は、計算上14円程度安く始まることが予想されます。金の最大の下支え要因はドル安であり、チャート上ではドルの対ユーロでの下落のペースが速すぎることが懸念されています。東京金は今ひとつ取組高・出来高に盛り上がりが欠けおり、このところの定位置(2,650円)での保合い相場が予想されます。
今日の寄り付きは売りが先行し2,650円割れが予想されますが、2,650円割れを買う動きも強く、最終的には下げ幅を縮小しプラスサイドへの展開も考えられます。2,650円は買い。
▽東京ガソリン
『NY原油:急反発、原油在庫が3週連続で減少』
07/26 8:00〜 25日のNY原油9月限は2.32ドル高の75.88ドルで終了(高値76.29ドル・安値73.10ドル)。
取引開始後は、石油製品在庫の積み増しを眺めて売りが先行したが、週間在庫統計で原油在庫が3週連続で減少したことや、売られ過ぎ感などを背景に買い戻しが入り、5月17日以来の大幅上昇率となった。
7月20日までの週間在庫統計は、
@原油在庫 3億5100万バレル(前週比110万バレル減、事前予想120万バレル減)
Aガソリン在庫 2億410万バレル(前週比80万バレル増、事前予想40万バレル増)
Bディスティレート 1億2370万バレル(前週比150万バレル増、事前予想80万バレル増)
★ 今日の東京ガソリンは、計算上ストップ高(1.800円)で始まることが予想されます。このところの調整安が買い方の買い安心感を持たせ、67,000円近辺で売り方との攻防戦の展開が予想されます。
昨日発表の製油所の稼働率は91.7%と9月22日以来の高水準ですが、ガソリン在庫の水準が平年以下であることなど供給ひっ迫感が解消されない間は、NY原油で72ドル、東京ガソリン先限で65,000円が下値のメドと判断します。買い方針継続。
※7/25日のコメントは休みます。
(2007/07/24 Tue)
▽東京金
『NY金:反落、ドルの下げ止まりで売り』
07/24 7:45〜 23日のNY金8月限は、3.2ドル安の681.5ドルで終了(高値685.8ドル・安値680.5ドル)。
ドルが対ユーロで下げ止まり感が出てきたこと、原油安を嫌気したファンド筋の利食い売りが買いを上回り4営業日ぶりに反落。現在の金相場はドル安が相場の下支え要因であり、ドル相場の動きから手掛かりを得ている。
今週半ば以降の経済統計の発表次第では、為替が大きく動くことが予想され、売り買いが交錯される展開が週末まで続く可能性が予想される。
★ 今日の東京金は、計算上6円程度安く始まることが予想されます。寄り付きは手仕舞い売りが優勢となり、昨日の安値(2,677円)を下回る展開も予想されます。しかし金の基調は強く、下値は昨日同様に買い戻される展開を予想します。
今年の高値(2,702円)までは売り方の踏ん張りが強く、この壁を超えると売り方が意気消沈をし、一気に2,750円を目指すと判断しています。買い方針継続。
▽東京ガソリン
『NY原油:続落、OPECが石油高騰を懸念との報道で売り』
07/24 7:20〜 23日のNY原油9月限は0.90ドル安の74.89ドルで終了(高値75.69ドル・安値74.44ドル)。
OPECが石油価格高騰による世界経済への影響を懸念しているとしたロイター報道が嫌気され続落。ロイター通信は、OPECのハミリ議長の発言として、OPECは供給拡大の為の増産に踏み切る可能性があるものの、現時点での増産の必要性はないとの見方を示したが、高値警戒感もあり買いポジションを手仕舞う動きが出てきた。
25日に発表されるガソリンなどの石油製品の在庫は、製油所稼働率の改善により積み増しされるとの市場予想が出ており、このことも相場の下押し材料となった。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上350円程度安く始まることが予想されます。今日は寄り付きこそ手仕舞い売りが先行されることが予想されますが、下値では買いが入り66,000円近辺での保合いを予想しています。
今週発表の週間在庫統計は、先週米ガソリン在庫が大幅減少した反動から増加すると予想しており、買い方針に変わりはないものの、今週は下値が付きやすい環境と考えます。
従って高値での買い玉は一部手仕舞いしながら、66,000円割れの買い場探しと考えていますが、NY原油の取組高の減少が加速し始めると要注意となります。予想としては、木曜日辺りが底値になりやすいのではないかと予想しており、まだ売り建ちする状況ではないと判断しています。
(2007/07/23 Mon)
▽東京金
『NY金:続伸、ドル安を好感、週間では2月以来最大の2.6%上昇』
07/23 8:05〜 20日のNY金8月限は、6.6ドル高の684.7ドルで終了(高値687.6ドル・安値675.8ドル)。
時間外取引では、ドル高を嫌気して売りが先行したが、米国債の利回りが5%を割り込んだことからドル安が加速し5月10日以来の高値に急伸。この日はドルがユーロに対し一時、最安値まで下落した。金は年初来7.3%、ユーロはドルに対し4.7%上昇しており、今の金相場を支えている最大の要因はドル安となる。ファンド筋、投機筋が金に買いを入れている以上下げ幅は、限定的と予想されるます。
★ 今日の東京金は、計算上8円程度高く始まることが予想されます。円高のため上げ幅は縮小される計算となりますが、為替次第では2,700円を試す展開も考えられます。節目の2,700円では売り方の抵抗が考えられますが、買い方の大きな因果はありません。原油安、円高と寄り後は手仕舞い売りが予想されるため、マイナスサイドに沈むことも考えられますが、安値は買われ絶好の押し目買いのチャンスと判断します。
▽東京ガソリン
『NY原油:反落、高値警戒感による売りが買いを上回る』
07/23 8:00〜 20日のNY原油9月限は0.28ドル安の76.07ドルで終了(高値76.39ドル・安値75.40ドル)。
時間外取引では、前日の高値(76.15ドル)を上回ったが、高値警戒感、ガソリンの下落に嫌気されマイナスサイドに転落して引けた。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上500円程度安く始まることが予想されます。寄付きから手仕舞い売りが出る展開が予想され66,500円までの下値を予想しますが、供給ひっ迫感が解消されず、絶えず製油所のトラブルが続いている状況からも下値は浅いと判断しています。買い方は余裕があり少々の下げでは相場が転換する状況ではなく、押し目買いでの対応をお勧めいたします。66,800円割れを買い。
(2007/07/20 Fri)
▽東京金
『NY金:ドル安・原油高の影響を受けファンド筋・投機筋の買いが入る』
07/20 7:40〜 19日のNY金8月限は、4.4ドル高の678.1ドルで終了(高値678.5ドル・安値672.0ドル)。
欧州での利上げペースが米国を上回るとの観測を背景に、ドルは対ユーロに対し最安値を記録している。
バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は前日の議会証言で、米経済成長率見通しを下方修正し、市場では年内の政策金利が据え置きになるとの見方が優勢となり、米欧の金利格差が今の金相場の下支え要因となっている。
★ 今日の東京金は、計算上20円以上高く始まることが予想されます。5月8日の高値(2,684円)を超え、再度2,700円を試す展開が予想されます。2,680円近辺では週末での利食い売りが出易く、いったん上げ幅を縮小することも予想されますが、安値では再度買われ、来週2,700円超えの布石を打つ展開と予想します。
売り玉は縮小し高値警戒感という文字を忘れ、素直に相場についていくことをお勧めいたします。万が一下がっても、ガソリン相場と同様、買い玉は助かる相場展開と判断しています。
▽東京ガソリン
『NY原油:続伸、アンゴラ油田からの産油量削減で』
07/20 7:15〜 19日のNY原油9月限は0.77ドル高の76.07ドルで終了(高値76.15ドル・安値74.89ドル)。
欧州3位の石油会社、フランスのトタルが機械故障を理由にアンゴラのダリア油田からの輸出を制限すると発表したことを受け、原油相場は11ヶ月ぶりの高値に上昇した。
NY原油は、トタルが日量24万バレルのダリア油田の産油量が50%削減されたことから、不可抗力条項の適用を宣言したことに加え、昨日発表された在庫統計で米ガソリン在庫の大幅減少が示されたことも買いを誘った。
また、米エネルギー情報局(EIA)は前日、石油輸出国機構(OPEC)に対し原油増産を呼びかけたが、OPECが増産に応じる様子はなく、需給は引き続きひっ迫するとの見方が多い。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上600円程度高く始まることが予想されます。前日の東京ガソリンは、石油連盟が発表したガソリンの国内在庫の増加を背景とした売りに押され、上げ幅を縮小して引けました。
先限(1月)の高値は68,170円で昨日の終値が67,200円であり、今日600円程度の上昇が予想されますので、一番高いところでの買い玉のマイナスは400円程度引かされる計算となります。寄付きでは、売り方の手仕舞いが先行し、高値での買い玉が踏み止まり、昨日の高値(67,890円)を超えると一気に買われる展開と予想しています。
また19日に発表したガソリンスタンドの小売価格は、レギュラーガソリンで1?あたり141.1円(全国平均価格)となり昨年10月以来の141円台となったことも、投資家心理を強気にさせる要因の一つとなります。70,000円までは高値警戒感を持つ必要はなく、押し目買いでの対応をお勧めいたします。
(2007/07/19 Thu)
▽東京金
『NY金:急反発、経済成長予想の下方修正でドル安』
07/19 7:50〜 18日のNY金8月限は、7.8ドル高の673.7ドルで終了(高値675.3ドル・安値665.2ドル)。
ドル相場が、連邦公開市場委員会(FOMC)が発表した金融政策報告書で米経済成長見通しが下方修正されたのが嫌気され下落したため、ファンド筋、投機筋の買いが集まり反発。ドル相場が依然として弱気相場であり、金の下支え要因となっている。
★ 今日の東京金は、計算上25円以上高く始まることが予想されます。寄り後の高値は利食い売りが出易く、上げ幅が縮小される展開が予想されます。6月5日の高値(2,664円)近辺での攻防となり、ここからの上昇は、為替次第の展開となりそうです。しかしファンド筋、投機筋の買い意欲は旺盛であり、2,600円を大きく下回ることは考えにくいと予想します。2,660円割れは買い。
▽東京ガソリン
『NY原油:急反発、ガソリン在庫減で買い』
07/19 7:20〜 18日のNY原油9月限は1.19ドル高の75.30ドルで終了(高値75.46ドル・安値73.95ドル)。
週間在庫統計で、前週のガソリン在庫が予想外に減少したことから買いが膨らみ、11ヶ月ぶりの高値に近づいた。7月13日までの在庫統計は、
@原油在庫 3億5210万バレル(前週比50万バレル減、事前予想20万バレル減)
Aガソリン在庫 2億0330万バレル(前週比230万バレル減、事前予想90万バレル増)
Bディスティレート 1億2220万バレル(前週比20万バレル減、事前予想90万バレル増)
またガソリン輸入は36%減少しており、3月16日以来の最低水準となっている。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上800円程度高く始まることが予想されます。寄付きから売り方の手仕舞いが出され、67,500円を上回る展開が予想されます。7月6日の高値(68,140円)を更新する動きには変わりはなく、67,300円割れは買いと判断しています。
また、国内では8月出荷分のガソリンなどの石油製品のコストが7月と比べ1?あたり2円程度上昇する見通しとなり、ガソリンスタンドでの小売価格も値上げされる公算が大きく、投資家心理も強気に傾き易いといえます。
いずれにせよ、ガソリン需要がピークに達する夏場のガソリン在庫の減少、ガソリン輸入の減少は高値水準といえども売れない相場と考えるしかなく、70,000円超えの可能性は高いと考えます。高値では利食い売りが出ることも予想されますが、67,000円近辺は絶好の買い場と判断しています。
(2007/07/13 Fri)
▽東京金
『NY金:反発、対ユーロでの下落を好感』
07/13 7:20〜 12日のNY金8月限は、6.2ドル高の668.3ドルで終了(高値671.0ドル・安値661.8ドル)。
ドルが対ユーロで再び最安値に下落したことが好感され、割安感から買いが膨らみ反発して引けた。
★ 今日の東京金は、計算上20円以上高く始まることが予想されます。節目の値段である2,650円を計算上超えることが予想されますが、週末・3連休での手仕舞い売りが上げ幅を縮小する可能性が高いと予想しています。ただ、ユーロの対ドル相場とダウ工業株30種平均がともに過去最高値を更新し、下値のリスクは少ないと判断しています。
▽東京ガソリン
『NY原油:小幅続落、BPが製油所を再稼動』
07/13 7:00〜 12日のNY原油8月限は0.06ドル安の72.50ドルで終了(高値73.80ドル・安値71.92ドル)。
NY原油の期近は、取引の序盤に昨年8月15日以来の高値を付けた後、利食い売りが先行しいったん高値から2ドル弱値を削ったが、引けにかけては買戻しが入り下げ幅を縮小して引けた。
生産を停止していたBPが製油所の石油施設の操業を再開したとのニュースを受け、ガソリン相場は下落、一時6月13日以来の安値を付けた。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上60円程度高く始まることが予想されます。中東地域、ナイジェリアの不安定な情勢や製油所の精製能力不足が原油価格の下支え要因になっているため、製油所の操業再開はガソリン供給懸念を後退する材料になります。
現在のガソリン相場は、この不安定要因による価格プレミアムは織り込まれているため、操業再開での下落は自然の流れと考えます。しかし、米製油所の老朽化は激しく、精製能力は限界があるため供給ひっ迫懸念が解消される確かな材料があるまでは、トレンドが変わることはないと判断しています。
今日の東京ガソリンは寄付きから手仕舞い売りが先行し、昨日の安値(67,510円)を下回る可能性もあると予想します。しかしガソリン相場の主導権は買い方が持っており、安値は絶好の押し目買いのタイミングとなり相場の下支え要因となります。トレンドが変わるためにはNY原油で5ドル以上、東京ガソリンで3,000円以上(65,000円割れ)下落するまでは強気の姿勢は変わりません。買い方針継続。
(2007/07/12 Thu)
▽東京金
『NY金:反落、高値警戒感が広がる』
07/12 7:25〜 11日のNY金8月限は、2.3ドル安の662.1ドルで終了(高値667.8ドル・安値661.3ドル)。
時間外取引で昨日の高値を上回ったが買いが続かず、高値警戒感が広がり反落して引けた。前日、ドルが対ユーロに対し過去最安値を付けたが、その後下落分を縮小したことが売りを誘う要因となった。
★ 今日の東京金は、計算上10円程度高く始まることが予想されます。非常に動きにくい展開となっていますが、寄り後は売られやすい展開と予想していますが、2,600円を大きく割れることは考えにくく、買い場探しの展開となりそうです。
▽東京ガソリン
『NY原油:反落、ガソリン在庫の増加を嫌気』
07/12 7:05〜 11日のNY原油8月限は0.25ドル安の72.56ドルで終了(高値73.03ドル・安値72.08ドル)。
米エネルギー情報局(EIA)発表の週間在庫統計で、ガソリン在庫が2週連続で増加したことを嫌気し売りが優勢となり反落。7月6日までの在庫統計は、
@原油在庫 3億5260万バレル(前週比140万バレル減、事前予想10万バレル減)
Aガソリン在庫 2億560万バレル(前週比120万バレル増、事前予想70万バレル増)
Bディスティレート 1億2240万バレル(前週比110万バレル増、事前予想80万バレル増)
7月4日の独立記念日を含む週にガソリン在庫が増加したこと、一部の製油所が操業を再開したことが売り材料となっているが、OPECのバドリ事務局長は11日、現時点での増産の必要性がないとの認識を明らかにしている。(次回の総会は9月)
中東地域、ナイジェリアの不安定な情勢や製油所の精製能力不足が原油価格の下支え要因となり、75ドルを目指す展開に変わりはありません。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上400円程度高く始まることが予想されます。計算上では、7月9日の高値(68,170円)を超える可能性がありますが、寄り後、手仕舞い売りが出ることも考えられますので、新規買いは、67,800円割れとします。
高値警戒感での売り建ちはまだ早いと判断していますので、売りは手仕舞いのみが良いと思います。売り方は大きな因果玉を抱え、買い方はたね玉を持ち、ここから2,000円程度下がっても買い方には余裕があります。下げは売り方の絶好の逃げ場、買い方は絶好の買い場と判断します。
(2007/07/11 Wed)
▽東京金
『NY金:続伸、ドル安・原油高が投機買いを誘う』
07/11 7:25〜 10日のNY金8月限は、1.9ドル高の664.4ドルで終了(高値667.0ドル・安値660.3ドル)。
ドルが対ユーロに対し過去最安値に下落したため、金が買われた。米住宅市場の低迷が景気鈍化につながるとの観測からドルが売られ、金買いを誘った。
★ 今日の東京金は、円高のため計算上20円程度安く始まることが予想されます。やはり2,650円近辺が大きな壁となっており、2,700円を目指すためには投機資金の流入が必要と考えます。2,600円割れは買い場と判断していますが、金は原油と連動することが多く、2,600円を大きく下がる可能性も無いことから、今日の安値は買ってもリスクは少ないでしょう。
▽東京ガソリン
『NY原油:反発、ガソリン生産の減少見通しやイラン核開発問題の緊張化』
07/11 6:20〜 10日のNY原油8月限は0.62ドル高の72.81ドルで終了(高値73.08ドル・安値71.60ドル)。
NY原油は一時73.08ドルと一時、8月25日以来となる高水準に達した。米製油所の予想外の石油施設の閉鎖が続いているため、ガソリン生産が減少する見通しから反発した。また核開発を巡る米国とイランの緊張感の高まりも相場の下支え要因となった。
★ 今日の東京ガソリンは、海外が高いものの円高などの影響により、計算上300円程度安く始まることが予想されますが、今夜発表の在庫統計でガソリン在庫が減少する可能性も高く、下げ幅を縮小する展開を予想しています。今日は下がっても昨日の安値(67,200円)を大きく下回ることはなく、逆に昨日の高値(67,680円)を超える可能性が高いと予想しています。
調整安として66,500円程度まで下がる可能性もありますが、下値では買い支えが入り、トレンドが変わることは無いと判断しています。今日のマイナスサイドは買い、一時的に下がっても買い圧力が強く、あっという間に70,000円を超える展開と考えれば、今日の値段は買い建ちと考えます。
(2007/07/10 Tue)
『7月11日発表週間在庫統計予想(7月6日まで)』
07/10 13:50〜 11日発表の週間在庫統計予想は、原油前週比10万バレル減・ガソリン同70万バレル増・ディスティレート同80万バレル増。
『原油相場:12年まで高水準続く見通し、需要に追いつかずーIEA』
07/10 7:55〜 国際エネルギー機関(IEA)は、原油相場はOPEC以外の産油国による増産が需要の伸びに追いつかないため、今後5年間高水準が続く見通しを示した。
現在OPECの余剰生産能力が低水準にあり、非OPECのロシア、ブラジルなどが増産を主導する一方、欧州の原油供給は大きく減少する可能性がある。アジア、中東の需要が大きく伸び、石油とガスの価格上昇圧力は、今後数年続きそうだと指摘している。
▽東京金
『NY金:続伸、ドルの下落にファンド筋が買いを入れる』
07/10 7:35〜 9日のNY金8月限は、7.7ドル高の662.5ドルで終了(高値666.0ドル・安値655.3ドル)。
ドル安、2ヶ月ぶりの高値となった銅相場の上昇を受け、ファンド筋や投機筋の買いが逆指し買いを誘い、約2週間ぶりの高値で引けた。
★ 今日の東京金は、計算上15円以上高く始まることが予想されます。地政学リスクの高まり、ドル安、銅相場が下値を固め2,650円を試す展開となりそうですが、まだ信用のおけない展開と考えており、今日は寄り付きこそ高いものの、利食い売りが出やすい展開と予想します。
▽東京ガソリン
『NY原油:反落、製油所の施設閉鎖で需要減の見通し』
07/10 7:20〜 9日のNY原油8月限は0.62ドル安の72.19ドルで終了(高値73.00ドル・安値71.81ドル)。
米製油所で施設閉鎖が続いているため、原油需要が弱まるとの見方から下落。取引の前半はガソリン高に連れられ一時、10ヶ月半ぶりとなる73ドルまで上昇したが、買われ過ぎ感など高値調整が入り値を下げた。
しかし、ロンドン市場の北海ブレンドが北海油田の生産鈍化を背景に高水準となっており、NY原油も下値では買い支えられ下げ幅は限定的であった。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上500円以上安く始まることが予想されますが、供給ひっ迫懸念が解消されておらず、現状買い方有利の展開に変わりはありません。買い方の手仕舞いが寄り付きに出され、昨日の高値(68,170円)から1,500円程度の調整が入る可能性は高いと考えていますが、調整安は絶好の買い場となるでしょう。
11日発表の週間在庫統計までは手探りの展開となりそうですが、米製油所の稼働率は平年を下回っており、ガソリンの需給懸念が強いため下値リスクは少ないと判断しています。どちらにせよ売りが売りを呼ぶの展開とは考えにくく、下値では買いが勝り70,000円を目指す展開と予想します。
現状、買い方の因果玉はなく売り方のみ因果玉を抱えていることから、買い方有利・買い方針継続とします。
(2007/07/09 Mon)
▽東京金
『NY金:反発、ドル安・原油高が買い支援』
07/09 7:50〜 6日のNY金8月限は、4.2ドル高の654.8ドルで終了(高値658.0ドル・安値646.7ドル)。
取引の早い段階では、米雇用統計の数字が事前予想より良かったことから、ドルが対ユーロに対し強含んだため金が売られマイナスサイドに落ちたが、原油高になったことやファンド筋の買戻しが入りポラスサイドに上昇して引けた。
★ 今日の東京金は、計算上15円以上高く始まることが予想されます。2,620円台では売り圧力があるものの、レンジ内の動きであり大きく崩れることはないと予想しています。2,600円での保合いが続いていますが、2,600円割れで買い。寄り後は上げ幅を縮小する展開と予想しています。
▽東京ガソリン
『NY原油:続伸、ナイジェリアの治安悪化による供給不安が強まる』
07/09 7:30〜 6日のNY原油8月限は1.00ドル高の72.81ドルで終了(高値72.94ドル・安値71.56ドル)。
ナイジェリアの政情不安や、北海油田の整備のために供給が抑制されるとの懸念を受け続伸、10ヶ月ぶりの高値で引けた。5日発表された在庫統計では、ガソリン在庫は予想以上の増加(30万バレル増→180万バレル増)となったが、在庫量は平年を大きく下回っていることや、製油所の稼働率の改善ペースが遅く供給ひっ迫懸念が解消されない。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上800円以上高く始まることが予想されます。今年に入り東京ガソリンは、大きな調整を入れないまま上昇トレンドを継続しています。ドライブシーズンを過ぎれば幾分、需給関係は改善されやすいものの、これからのハリケーンシーズンを迎えることなどから考えると、下値は66,500円程度と予想します。
昨年のような夏場以降の下げ相場は今のところ考えられず、今の値段を買うことが出来なければ、今年の大相場は取れないものと考えます。調整安は絶好の買い場。今日は寄り後、上げ幅を縮小する可能性はありますが、大きく崩れることはないと判断しています。
(2007/07/06 Fri)
▽東京金
『NY金:続落、ドルが上昇したことを受け、売りが優勢』
07/06 7:55〜 5日のNY金8月限は、4.8ドル安の650.6ドルで終了(高値658.7ドル・安値647.4ドル)。
5日、米サプライ管理協会(ISM)が発表した6月の非製造業景況指数が予想に反し上昇し、1年2ヶ月ぶりの高水準を付けたことから、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げをすることはないとの観測が広まり、対主要通貨でドルが上昇。これを嫌気して金が下落した。
★ 今日の東京金は、計算上15円以上安く始まることが予想されます。2,600円割れは買い、連動する銅相場が中南米の鉱山ストライキの影響を受け更に上昇することが予想されます。2,600円の保合い相場が続いていますが、今日の寄り後は買い戻しなどにより、下げ幅を縮小する展開と予想しています。
▽東京ガソリン
『NY原油:続伸、ナイジェリアの供給に不安』
07/06 6:40〜 5日のNY原油8月限は0.40ドル高の71.81ドルで終了(高値72.35ドル・安値70.81ドル)。
ナイジェリアの政情不安で石油輸出が抑制される可能性があることや、米製油所の予想外の閉鎖で燃料生産が縮小されるとの懸念を受けて、石油相場は一時、10ヶ月ぶりの高値となる72ドル台を付けた。
5日発表された週間在庫統計では、原油在庫前週比・310万バレル増、ガソリン在庫同・180万バレル増、ディスティレート同・120万バレル増。と事前予想( 原油前週比・70万バレル減、ガソリン同・30万バレル増、ディスティレート同・20万バレル増。)を大きく上回ったため一気に71ドルを下回ったが、製油所の稼働率が低下していることや供給ひっ迫懸念が解消されず切り返し、プラスサイドで引けた。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上300円以上高く始まることが予想されます。しかし今日は週末でもあり、寄り後は手仕舞い売りが出やすい展開と予想しており、上げ幅を縮小していくと考えます。
この1週間の動きを見る限り、66,500円の上値抵抗線を超えた段階で買い安心感が広がり、高値での調整売りを買い方が打ち消している展開となっています。在庫が増えているにも拘らず、下げないということは投機資金が買いに向かっており、高値調整懸念はあるもののファンド筋が撤退するまでは売れない相場と判断しています。
製油所の稼働率が前年同期をはるかに下回り、製油所の予想外の閉鎖が、来週発表(11日)の週間在庫統計では、ガソリン在庫の減少が見込まれ、売れない相場は買うしかないと考えます。
(2007/07/05 Thu)
▽東京金
『NY金:独立記念日のため休場』
07/05 7:15〜 4日の時間外取引は0.8ドル高の656.2ドルとなっています。
★ 今日の東京金は、円安・時間外取引の堅調を受け寄り付きは、5円程度高く始まることが予想されます。2,600円を挟んだ展開に変わりはなく、地政学リスクという下支え要因がなくなれば、ファンド筋の売りが加速する展開が予想されます。米雇用統計までは大きな材料もなく小動きの展開と判断しています。
▽東京ガソリン
『NY原油:独立記念日のため休場』
07/05 6:40〜 NY原油は、4日の時間外取引でナイジェリアの石油施設が武装勢力の攻撃を受けたとの発表の影響を受け、4セント高の71.45ドルとなっている。今のところ原油生産に影響が出ていないとのことだが、ガソリン相場は、製油所のトラブルなど供給に関する懸念が根強く、上値を試す展開との見方が強い。
★ 今日の東京ガソリンは、円安・時間外取引の堅調を受け寄り付きは、200円以上高く始まることが予想されます。現在、NY原油は高値警戒感があるものの、取組が投機資金の流入の影響を受け増加しており、70ドルの底固めしていくと予想されます。
東京ガソリンも製油所の定期修理明けを受け生産量の増加が見込まれていますが、製油所のトラブルなどで足元の需給ひっ迫していることから、更に高値を試す展開と予想します。ただし、高値圏での調整の可能性は高く高値追いはせず、下値(66,000円前後)が出るのを待って買い建ちとします。
焦らなくても今年の高値は、昨年の高値(70,790円)を超える可能性が高いと、強気の予想をしています。
(2007/07/04 Wed)
▽東京金
『NY金:反落、ドル安が一服、高値圏での調整が買いを上回る』
07/04 7:15〜 3日のNY金8月限は、3.8ドル安の655.4ドルで終了(高値660.3ドル・安値654.0ドル)。
この日は対ドルで上昇しているユーロが騰勢を失ったことなどが嫌気され、売り圧力が買いを上回り反落して引けた。
★ 今日の東京金は、計算上20円以上安く始まることが予想されます。2,580円から2,620円のレンジ内での取引が当面続く展開が予想され動きづらく、2,600円割れを待っての買い建ちを推奨します。独自の材料が無く、為替、原油の動きに連動し、6日の米雇用統計まで薄商いとなりそうです。
▽東京ガソリン
『NY原油:続伸、供給ひっ迫感が解消されず10ヶ月の高値』
07/04 6:40〜 3日のNY原油8月限は0.32ドル高の71.41ドルで終了(高値71.49ドル・安値70.70ドル)。
4日の独立記念日、5日の週間在庫統計を控え高値圏での保合いが続いていたが、予想外の製油所閉鎖を受けてガソリン生産が減少するとの観測が広がり10ヶ月ぶりの高値で引けた。通常5月下旬から9月上旬にかけてドライブシーズンの原油価格は、ガソリン価格に連れた展開になりやすく、ガソリンが底堅い動きをしている限りは大きく下落する可能性は少ないと判断しています。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上200円以上高く始まることが予想されます。昨日は予想外に東京市場が強く、かなりの強気筋が相場を下げたくないことが確認された格好で引けました。しかし今日は明日、NY市場が休場、週間在庫統計でガソリン在庫が増加する見通しから、手仕舞い売りが出やすい環境と判断しています。67,000円では売り圧力が勝り、マイナスサイドでの展開が予想され66,300円近辺では買い圧力が勝りこの狭いレンジ内の動きと予想しています。
買い方針を継続するものの、今週中にNY原油が70ドルまでの調整があると予想していることから、高値追いはせず下げはデイ・トレで、66,000円割れを待って買い建ちとします。
(2007/07/03 Tue)
『7月5日発表週間在庫統計予想(6月29日まで)』
07/03 9:40〜 5日発表の週間在庫統計予想は、原油前週比70万バレル減・ガソリン同30万バレル増・ディスティレート同20万バレル増。製油所の操業再開を受けて原油在庫は減少、石油製品在庫は増加予想。ただガソリンに関しては独立記念日の休日を控えドライブ需要が強まるため、増加幅は限定されると見られる。
▽東京金
『NY金:続伸、ドルの下落・原油高がファンド筋の買いを誘う』
07/03 7:00〜 2日のNY金8月限は、8.3ドル高の659.2ドルで終了(高値661.3ドル・安値650.6ドル)。
対ユーロでのドルの下落、銅・原油高がファンド筋・投機筋の買いを誘った。ドルは対ユーロに対し8週間ぶりの安値をつけ、今後も欧州中央銀行(ECB)の利上げペースが米連邦公開市場委員会(FOMC)を上回り、欧州と米国の金利の格差が広がることが背景となっている。
★ 今日の東京金は、計算上20円程度高く始まることが予想されます。予想の展開としては2,625円まで上昇する可能性はあるものの、2,620円台では売られやすく2,600円近辺が居心地のよい水準と判断しています。4日は独立記念日で米国市場は休場となり6日は米雇用統計の発表を控えており、寄り後は手仕舞い売りにより上げ幅を縮小していく展開と予想しています。
今年に入りユーロはドルに対し3%上昇し、金も3%上昇していることから為替の動向が最大の変動要因となり、英国の爆発物騒ぎ、スコットランドのテロ事件などの地政学リスクは下支え要因と判断しています。
▽東京ガソリン
『NY原油:続伸、年内の需要増と在庫減少見通しを受けて71ドル台』
07/03 6:10〜 2日のNY原油8月限は0.41ドル高の71.09ドルで終了(高値71.25ドル・安値69.57ドル)。
NY原油は10ヶ月ぶりの高値に上昇。年内の需要増と在庫減少見通しを受け続伸して引けた。夏場を過ぎれば、ガソリンの需給ひっ迫感が緩和されると見られるが、第4四半期はヒーティングオイルの石油需要がピークを迎える。今後はメンテナンスなどを終えた製油所が操業を再開することから、ある程度供給ひっ迫懸念は解消されるものの、世界的な需給の引き締まりを解消するには至らず、今年後半に向け上昇する傾向が強いと判断しています。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上200円以上高く始まることが予想されます。しかし昨日と同様66,300円台では売られ、寄り後はマイナスサイドの展開を予想しています。長期的には買い方針は継続するものの高値を追うことはせず、65,500円近辺までの調整を待って買い。65,000円割れは追撃買い。買い方は来るべき大相場のために力を蓄える時期と判断。リスクを避けることが必勝法と考えます。
(2007/07/02 Mon)
▽東京金
『NY金:小幅続伸、ドル安を好感・月間では2.4%安』
07/02 7:40〜29日のNY金8月限は、0.5ドル高の650.9ドルで終了(高値655.0ドル・安値648.8ドル)。
ドルはこの日、ユーロに対し4月以来の安値をつけた。週末の調整売りで一時650ドルを下回る場面も見られたが、ドル安、原油が70ドルに乗せたことなどが買いを煽りプラスサイドで引けた。4日に独立記念日を挟むことから商いが閑散となることが予想され、週末6日の雇用統計までは650ドルを挟んだレンジ内での取引が予想されます。
★ 今日の東京金は、計算上前日比、±2円ぐらいで始まることが予想されます。ドルが対ユーロで下落すると相場の下支えとなりますが、2,600円から大きく上値を試すためにはまだ材料不足と考えております。
英ロンドンで起きた爆破物騒ぎも金需要を高める材料となりますが、北朝鮮のミサイル発射問題も大きな買い材料となっておらず相場の下支えするに留まり、当面は2,600円を挟んだ展開と予想しています。資金の流れが金に向かうまでは投資先としての魅力不足といえます。長期的には買い。
▽東京ガソリン
『NY原油:続伸、ガソリンの需要拡大・需給ひっ迫感が下支え』
07/02 6:30〜 29日のNY原油8月限は1.11ドル高の70.68ドルで終了(高値71.06ドル・安値69.46ドル)。
終値で70ドル台を超えたのは10ヶ月ぶり。夏の行楽シーズン突入に伴い需要の拡大が見込まれ、7月4日の独立記念日前後のピークに向け、需給ひっ迫感の恐れが強まっている。先週の在庫統計では、製油所の稼働率上昇に伴いガソリンの生産は増加しているものの、需要の伸びが生産量を上回り在庫が減少している。今後はガソリン在庫の大幅な増加が示されるまでは値下がりがないと考えられます。
★ 今日の東京ガソリンは、計算上600円以上高く始まることが予想されます。寄付きから買いが先行することが予想されますが、66,300円台では売り圧力も出やすくマイナスサイドに沈むことも考えられます。
NY市場の70ドル超えは、特に新鮮な材料ではなく、需給ひっ迫感の恐れが強まったものであり、独立記念日、今週5日の週間在庫統計までは、高値は売られ安値は買われる展開と予想しています。
ここからの買い方の勝負は、6月19日の高値(66,740円)を超えてからと考えており、それまでは調整での安値65,000円割れを買い拾っていく方針とします。